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「話すこと」を重視しすぎた英語教育の末路
2018年7月 6日 西巻尚樹
2020年からの大学入試の改革は、150年以上の歴史のある日本の英語教育の最大の大失敗になるのではと危惧しています。
心ある英語指導に、そう思うはずです。
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東洋経済オンライに、私が強く共感する文章がのっていたのでご紹介します。
「話すこと」を重視しすぎた英語教育の末路
「読み・書き」の重要性を見直すべきだ
木原 竜平 : ラボ教育センター 教育事業局長
https://toyokeizai.net/articles/-/226547
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VSOP英文法は、日本の英語教育の混乱を克服するために作りました。
現在の「読む、聞く、話す、書く」の4技能の習得を可能にするというテーマーは100年以上前からあります。今までもいろいろな英語学習システムの開発が、それこそ100年以上続けてられてきたのに、未だに解決されずに、同じテーマで改正×=改悪させようとしています。
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個々人によって目的も資質もそこに至るまでの経緯も全く違うものを一律の基準で、一律の方向性に持っていこうと言うことにそもそもの無理があります。
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そして、根本的な問題は、指導の基準になっている英文法が、ネィティヴ英語と大きくずれていることです。「will と be going to do は未来形」とか「動詞によって使う文型が決まっている」などという英語の実態と異なる文法項目を、妄信的に教え込んでしまえば、適切な英語理解に導けないばかりでなく、自信をもって英語が使えなくなってしまいます。
英語教育問題は、適切でない英文法の問題なのです。
何十年も、あらゆる方法を試して解決しなかった根本の原因を考えるべきです。
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VSOP英文法で入門から実践までの英語学習システムを作っています。
今までは、英語入門の部分がありませんでした。
もうすぐ入門部分の完成です。
これでようやく、長年の日本の英語教育の混乱が収拾されるのです。
もうすぐ入門部分の完成です。
これでようやく、長年の日本の英語教育の混乱が収拾されるのです。