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「うまくいく」と「成功する」−英語の同義表現

・和語と漢語 

日本語で「うまくいく」と「成功する」とは「同じような意味」ですか、言葉の響きが違います。

それは

「うまくいく」が「和語=ひらがな語:母語」で

「成功する」が「漢字の熟語=漢語:中国語からの借入語」

だからです。

子供に

「成功する」ってどういう意味?

と聞かれたら

「うまくいく」ことだよ

と答えると子供はとりあえず納得します。

それは「和語は、日本人の母語」で、「母語で言う」と意味が直感的に分かった気になるからです。日本の歌謡曲(ポップソング)の多くは、和語だけで書かれています。

日本語は、和語をベースに漢字の借入語を混ぜて使っているので、言葉の種類・構造が二重になっています。もちろん他のたくさんの国の言葉もいろいろ混じっていますから、単純に「二重構造」と呼べるわけではありません。

・アングロ・サクソン語とラテン語・フランス語

英語も、同じように、アングロ・サクソン語(ゲルマン語)をベースに、ラテン語やフランス語を借入して使っています。

ですから、「うまくいく」と「成功する」に対応するような表現があります。

★「うまくいく」のような母語系の「簡単な言葉を2語組み合わせた表現」が日常的に使われます。

    be well、do well、 get on、get a go のような言い方です。

★「成功する」のような借入語系の表現は、1語で表しちょっと硬い表現になります。

    succeed(動詞)、success(名詞)、successful(形容詞) のような表現です。

※succeed は、「近くに行く」→「うまくいく; 続く」の意味のラテン語からの借入語です。

-----同義表現の系列化-----

今んとこ、うまくいっています。口語的な表現

・人が主語   赤字が中心語

I am doing well in my life now

I am going well in my life now.

I am getting on in my life now.

 

・物が主語     [Mid]:判断補助語の位置 

Everything is [Mid] well in my life now

Everything is doing well in my life now.

Everything is going well in my life now.

Everything is running well in my life now.

Everything is working well in my life now.

Everything is moving well in my life now.

※  be 動詞ing well の表現は、well が判断の中心語で、「動詞ing」は「補助的な意味を付け加えている語」です。つまり「動詞は補助語」で「中心語」ではありません。

 ⇔ Nothing is coming well in my life. 上手くいっていません。

最高にうまくいっています。

Now everything is working perfectly well in my life.

I have done well in my life now.       動詞+副詞 ⇒ 2語表現

 

私は人生でいまのところ成功しています。    ちょっと硬い表現

I have succeeded in my life now.              動詞表現       どうする(成功している)

I am successful in my life now.               形容詞表現    どんなだ(成功に溢れている)

I am a success in [my] life now.               名詞表現     何だ(成功者だ)

I have a success in [my] life now.      所有表現        何がある(成功がある)

 

英語も、「日本語の述語」と同じように「話し手の判断(V)の部分」でいろいろな種類の言葉(品詞)を使います。

今までは「主語の後ろの言葉の働き」を「動詞」と思っていたので、「動詞以外の言葉」が使われている場合が説明されておらず、これらの同意表現の系統化ができませんでした。

日本語の述語の4通りの表現

何が、どうする(動詞表現)

何が、どんなだ(形容[動]詞表現)

何が、何だ(名詞表現)

何は、何がある(所有・存在表現)

 

「主語の直ぐ後ろの言葉」を日本語の「述語」と同じように4通りに系列化すると、英語の理解が進みます。

そして、どの種類の言葉を使っていても、S-V-O-P で意味を作ればよいというのが分かります。

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