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「何故?」と問う習慣

 新年明けましておめでとうございます。

ーーー日本の復興を願って、必要なものの一つとしてーーー

 
 NHK Eテレ東京の「仕事学のすすめ」という番組で「企業活性化」の方法として
 社員に、常に「何故?」と問わせる経営者の話をやっていました。
 勝間和代氏がリポーターです。
 
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 「他人の言ったことを鵜呑みにせず、常に何故と問う。
  これが、改善への原動力になり進歩を支える舵となります。

  『現行のシステムにも、おかしいところがあるのではなか?』

  と思わない社員を作ってしまったら、早晩その会社は衰退に向かうでしょう。

  何故なら、自分で考えて行動しない人は、自分でやったことの責任を取ろうとしないからです。
 
 常に現状の問題点に気づき、それを改善する方法を自分で探ることができる人材を育てることが、企業の生き残る最善策だと思います。
 
 企業環境は、日進月歩・秒進分歩です。今までの因襲に拘っていては、競争に負けてしまいます。
 上目遣いに上司の機嫌を取ろうとするようにさせてはなりません。
 若い人の新鮮な目で、常に旧弊を打開していかなければならないのです。
 
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素晴らしい人材育成論です。実践するのはとても難しいですが。

そして、このような問題解決指向型の人材論は、日本の英語教育の対極にある考え方だと思います。

何故なら、英語教育の現場では、今も辻褄の合わない英文法のために、「何故?どうして?」と問うてはいけないようになっているからです。

揚げ句に「英文法は、深堀をしてはいけない」という研究家までいます。

「真剣に考えることのできない英文法」とは、「文法として機能しない英文法」と同義ではないでしょうか。
 

「何故?どうして?」を問えない英語学習

----------------------------------------------------------------拙著「英語力」より抜粋


例えば be:[ is , am , are / was, were] は、最初に習う言葉で、be動詞と呼ばれています。


①    I am a boy.           [私は]少年です。    
     You are a teacher.       [あなたは]先生です。
     She is a schoolgirl.      [彼女は]女生徒です。
     We are good friends.     [私達は]よい友達です。

名詞がbe動詞の後ろで使われている場合、「~は、…です。」のように、「です」という意味だと教わります。

そして、次に

②    I am glad.           [私は]嬉しいです。
     You are cute.         [君は]可愛いですね。
     He is crazy.          彼は頭がおかしい。

のような文では、「です」と訳すと奇妙な感じがしてきますので、前記の説明は陰を顰め、阿吽の呼吸で「分かるようね」という目線が説明になります。

さらに、


③    I am off to work.         [私]仕事に行ってくるよ。
     She is away on business    [彼女は]出張に出ています。
     He is out right now        [彼は]今出かけています。

なんていう使い方が出てきて、

「あれぇ?何これ」と思い、質問しようとしても「熟語(イディオム)です」、「慣用表現です」という言葉で質問を遮られます。


④   I'm on a diet.           [私は]ダイエット中なんだ。
     I'm in a hurry.           [私は]急いでるんだ。
     I'm with you.            [私も]同感です。

となると、混乱は頂点に達します。

結局、「be 動詞って何なの?」という疑問が、どんどんわいてくるのです。


ここでさっそうと登場するのが、我らがヒーロー「英文法!」のハズ。

このような混乱から我々日本人を救ってくれるのが「英文法のハズ」なのですが、

実は、これが最も質の悪い奴で、混乱の傷口にさらに塩を塗ってゴシゴシと..............。

【今の英文法では】   今の英文法が嫌いな人はこの欄は、読まないでください

            be動詞との組合せ  be動詞の分類    後ろの言葉の呼び方    文型分類

  1.  be動詞+名詞         不完全自動詞     補語                 S+V+C
  2.  be動詞+形容詞     不完全自動詞     補語                 S+V+C
  3.  be動詞+副詞         完全自動詞      修飾語                S+V+M
  4.  be動詞+前置詞句    完全自動詞      修飾語               S+V+M

be動詞には、完全自動詞の使い方」と「不完全自動詞の使い方」があって

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後から後から吹き上がってくる「疑問の間欠泉」

1.何故、同じ be が後ろの言葉によって呼び方が違うの!?
2.何故、日本語で意味の中心に成る部分を「補語(C)」とか「修飾語(M)」と呼ぶの!?
3.何故、be動詞は人称によって語形が違うの!?

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 このような疑問を持つ「問題解決指向の生徒」に向かって、英語教師の言い方は決まっています。
 
 「英語は、日本語とは違うからあまり疑問を持ってはいけないのだよ。
  英語ってのはそう言葉だと思って、素直に覚えないと、受験で受からないよ。
  良い子だね、分かった?」
 
 私は良い子でなかったので、先生の言うことが分かりませんでした。
 
 ですから「何故?どうして?」を連発して、英語の先生に酷く嫌われ

 「西巻、煩いから、授業に出なくていいよ」

 とよく言われていました。
 
 今にして思うと、当時の中学校の先生が「五文型の分類」が内包する定義矛盾や、先入観無しに接した場合に感じられる非論理性に気づいていなかったのだと、ようやく思えるようになりました。

当時は幼かったですから「自分が馬鹿だから、英文法が分からないのだ」と真剣に悩みました。

私だけでなく、今までにも、今でもこのような不必要な劣等感に悩まされている生徒・学生が、日本中にたくさんいるのでは、と思います。
 

be動詞は、「動詞」ではなくて「助動詞」

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本当は、be動詞は「 be の後ろの言葉が、話し手の判断である」というようなことを知らせる「記号のような言葉(助動詞的な補助語)」なのです。

日本語で「~です」は助動詞です。

にもかかわらず、英語で書かれた日本語の解説サイトでは、「です」は Verb(動詞)と説明されています。

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Use Of Verb Desu

Like the English verb to be, desu (deh-soo) expresses the identity or state of people and things. Desu is used in a construction, X wa Y desu (X wah Y deh-soo; X is Y). Instead of saying "X is Y," the Japanese say "X Y is." The particle wa (wah) is the topic particle discussed earlier in this chapter.

http://www.learnjapanesefree.com/use-of-verb-desu.html

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日本人からみると、実に奇妙な説明です。このことを日本の言語学者は真剣に悩む必要があると思っています。

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今の英文法を理解できないと真面目に苦しんでいる方は、「辻褄の合わない英文法の頸木」から一時も早く解き放たれてください。
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現行の英文法の説明で英語を理解する上で適切に機能しているのは

  1. 代名詞の人称変化と、それに対応する動詞の活用
  2. 動詞の「原形、現在形、過去形、過去分詞形、現在分詞形」などの活用規則
  3. 名詞の種類とその使い方、単数形と複数形、数えられる名詞と数えられない名詞の使い方の違い
  4. 形容詞・副詞の原級・比較級・最上級の語形変化と使い方

など、「語形変化規則とそれに伴う使用制限くらい」です。


品詞の定義、時制、相、態や構文などの煩わしい説明の大半は、現実の英語の使用と適合していない場合がほとんどです。

特に、

  • 言葉の使い方は、名詞用法・副詞用法・形容詞用法の3用法があり、to-不定詞やthat-節の使い方は、これらのどれかに分類される。
  • be動詞などの不完全自動詞の後ろの言葉は補語(C)です。
  • to-不定詞の名詞的用法と動名詞は意味は同じです。
  • 分詞構文・副詞構文などは、定義矛盾をしています。

などの説明は、普通の人なら疑問が多くさん出てくる説明なので、日本人を英語から遠ざけている元になっています。


★★★ あなたの英語をダメにしている13の悲劇 ★★★

  「世界で一つだけの英語教科書」より抜粋


①主語の後ろは「動詞」?

    と思わなければ、英語はもっと簡単になります。
  動詞以外の言葉が、主語の後ろで、動詞と同じ働きをしています。

  これが、説明されていなかったので、英語が分かりづらかったのです。

② 自動詞・他動詞の区別は?

  個々の動詞によって区別 しない方が、英語がよく分かります。    

 ほとんどの基本動詞が、自・他動詞の両方の使い方をしています。

  日本語の方が、自動詞・他動詞の使い方の区別をきちんとしています。

③ 英語には「現在・過去・未来」の3つの時制がある?

    わけではありません。
     英語には、「~している」と「~した」しかありません。
    進行形も完了形も、この2つで使っています。


④ will と be going to do …は、未来を表し、同じ意味?

    ではありません。   発話者の意図はまったく違います。

 「これからのこと」を表す表現は、これだけではありません。

 たくさんあります。

⑤ to-不定詞の用法は、名詞・副詞・形容詞用法の三用法?

    分類しなければ、英語は分かります。
     ⇒ to do …の意味は一つしかありません。

⑥ be動詞の後ろは「補語」で、A is B は、A= B の意味?

   とんでもない説明です。諸悪の根元です。

 =(イクオール)は「左右の値が、同値である」という論理関係を表します。

 I am a man of my word.

  私は言ったことは実行する人です。

 I  =  a man  ????????

 am の後ろに名詞が使われている場合でも、”I  =  a man ” とは考えられません。

まして、

I am up for a challenge!

挑戦する気になっています。

” I = up ” のワケは、絶対にあり得ません。だから、「S is 副詞[的小辞]」の文が習えない。

 ⇒ 見たこと無い  ⇒ 訳分からない ⇒ 使えない ⇒ 口語的な表現が全滅状態 

なるのです。

 

⑦ 目的語と補語の区別は?

     区別しない方が、分かりやすくなります。

  そもそも、言葉のレベルが全く違います。

⑧ be動詞の後ろが副詞や前置詞句のとき、be動詞は「~が在る」という「存在」の意味 を表す?

    どんな場合も be動詞は、「~である」という意味です。
    be動詞は「~が在る」という意味ではありません。

⑨ 他動詞の後ろの doing … と to do … は同じ意味で    目的語になっている?

     こんなに難しく考えなくてもわかります。

⑩ doing …は、動名詞と現在分詞で、意味が違いま…?

   違いません。区別しようとするので分かりにくくなるのです。

  doing …の使い方は、文中のどの場所で使っても意味は同じです。

⑪ 文法的に理解することは、英語の学習に必要?

   この言葉自体は、正しいです。
   ただし、今の英文法が、この役目を果たしているわけではありません。

   もっと簡単に、正しく理解できる方法が開発されたからです。

 品詞の区別がつかないと?

   英語の基本単語は、いろいろな使い方をします。

 意味をきちんと覚え、使われている位置によって働きが変わることを理解すればよいのです。

 辞書を引いてみれば分かりますが「使い方によって品詞の区別をしている」のです。

そもそも、ネイティブもバイリンガルも品詞の区別が付きません。

⑫ 英語に敬語は無い?

    英語は言葉全体が、敬語システムを形作っています。
    敬語の使い方をきちんと理解しておかないと、社会人として恥をかくことになります。

 生徒・学生は、「しばらくすると社会人になる人」のことです。

 日本語の敬語と同様に、英語の敬意表現も生徒学生の時に、きちんと身に付けておかなければ.......

⑬ 英語は五文型に分けて理解することが必要?

     ではありません。知らない方が理解が早くなります。

 結局は、現行の英文法教育が、日本人を英語から遠ざけているのです。

   英語は、S-V-O-P 一文型で使っています。

 これを身に付けた時、はじめて、適切に理解できるようになります。

 英語ができるようになっている人は、どんな学習経緯であれ、SVOPを身に付けた人なのです。

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  「世界で一つだけの英語教科書」は、今の英文法で解釈がずれているところに対して、

  一つ一つ、適切な理解法を提案しいます。

 この本は、発売以来6年経ちますが未だに売れ続けており、

 文教堂書店では「定番商品」になっています。

 羽田空港や福岡空港の書店では、山積みになって売られています。
  
 そして、最も不思議なのが、

 この本に関して「変だ・おかしい・間違えている」といったクレームは、

 未だに1件もありません。

  1件もです。
  
お読みになった皆様は、むしろ、この本の内容にお喜び・ご感動頂き、VSOPの講座にご参加頂いています。
  
これだけ、今の英文法にしたがった英語学習に対して強い意見を言っている本に、

なぜ、クレームが一つも来ないのでしょうか。
  
皆さんも、この原因を、是非真剣に「何故?」と考えてみて下さい。

英語は、S-V-O-P:ワンパターン

VSOP英文法の提案している「S-V-O-P:ワンパターン」は

今の英文法で学習した時に起きる「何故?どうして?」を

一つ一つ解きほぐして、最終的に出てきた英語の一般解です。

現行の英文法での品詞の定義・解説に忠実に従っていった場合、現実の英語はきちんと説明できません。

辻褄の合わない説明だからです。

「何故?どうして?」という疑問を発せられると答えに困るので     「英語は黙って覚えろ」

と、私の先生は言ったのです。

けれでも、今も発せられているであろうこの言葉が、日本人から思考力を奪い、問題解決意欲を削いでいるのは明らかです。

さらに、英語教師の説明を鵜呑みにできない生徒は、非適格とさがちです。

英米人が作った、筋の通らない英文法が日本を滅ぼそうとしています。

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