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ハリーポッター:SVOO も SVOM も同じ文型!

HARRY POTTER and Camber of Secret :DOBBY'S REWARD

9月16日ハリー&ドビー.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

9月16日(土) VSOP公開セミナー

3語じゃ足りない?

4ステップで感じるハリーポッター

 

「国際英語力が最優先事項」と叫ばれている今日ほど、

英語教育の方向性がズレてきている時代ないのでは

と思えます。

「読む・聞く・書く・話す 」の四技能を身に付けるには、

まず基本文法事項の習得が不可欠なはずなのですが、

「安直に話せるように」ということにのみフォーカスして

時間を割いているように思われます。

「英語を話す」のは「大量の語彙・文法的表現の集大成」です。

「英語は三語で解る」程簡単な言葉ではなく、

際限なく熟語(イディオム)を覚えれば英語になるわけではありません。

まして、「英語が話せない」から

英語で教えればいい

というのは

史上最悪の学習方法で、

フランス語やドイツ語が身に付けさせたいからと、

中高生に最初からフランス語やドイツ語を使って教えない教師が

良識ある教育者でしょう。

 

==================

現在、英文法を疎かにして、

会話の熟語(イディオム)の暗記に走るようにさせてしまっているのは、

現行の[五文型]英文法が、

用語が難しいだけで論理的説得力が無いので、

「英語学習」に混乱をもたらすためです。

英語学習の混乱の原因は「論理的に破綻する学習英文法」なのです。

  (^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)

今回の公開セミナーは、現実の英語が、VSOP英文法が発見したワンパターンな語順でできていることを、ハリーポッターの原文で説明します

 

場所は、奴隷妖精ドビーが、貴族魔法使いマルフォィから解放される感動の場面です。

中から三文ほど例を作ってみます。

(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)

 9月16日ハリー&ドビー.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

"Master has given Dobby a sock," said the elf in wonderment.

"Master gave it to Dobby."

(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)

 

ハリーポッターの文章は、皆、S-V-O-P:ワンパターンになっています。

ワンパターンで理解するためには

ワンパターン語順

S /V1-V2/  O ^ P

その和訳フォームが

Sが /Vする/なる/であるのは/ -Oに対してで [^それは] Pで です。

が要ります。

  ┃

初めてみた場合は、直ぐには慣れません。

  ┃

では、はじめてみましょう。

 ==================

【一つ目】

 

"Master /has given/ Dobby ^ a sock,"

 S - /V1-V2/ - O - P

訳し方も、ワンパターンです。

{Sが- Vするのは-Oに対してで}- [それは] Pです。

ご主人が、与えたのは、ドビーに対してで、[それは] 一つのソックス です。

 

【二つ目】

 

"=== " /said/     the elf ^ in wonderment.

S - /V1-V2/ - O - P

 

{"=== "が- 言われたのは-その妖精に対してで}- [それは] 驚きの中でです。

 

【三つ目】

"Master /gave/ it ^ to Dobby."

S - /V1-V2/ - O - P

ご主人が、与えたのは、それを で、[それは] ドビーに対してです。

 

【意訳】

ご主人は、ドビーに靴下をくれた。とドビーは驚いて言った。

ご主人は、それを、ドビーにくれた。

 

 

これらの3つの文が、どれも、S - /V1-V2/ - O - P という一つのパターンになっていますね。


「どこがワンパターンなんだ!」

「ちっとも分からないぞ!」

 とお思いの方がおおいでしょう。

ここでは、閉じないでください。

これらがワンパターンに見えないのが日本人の悲劇なのです。

日本の英語教育で、ワンパターンに見えないようにしているのです。


VSOP英文法は、「世界で初めて英語の本質を分析した」ものですから

「世界で一つだけの英文法」です。

まだ、慣れないのは当たり前です。

日本人は、英語の重要な語順規則

S /V1-V2/  O ^ P のワンパターンに

慣れていないだけだなのです。

 

日本語と英語は、語順が全く違う言葉ですが、

 

一定の規則性があって違っているのです。

 

(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)

 

それでは、ここで,

現行の英文法の文法的解釈

を加えてみましょう。

"Master has given Dobby a sock,"      SVの後ろが 人+物 なので

第4文型:S+V+O+O  

give は「第4用法をとる授与動詞」

 

"===" said the elf in wonderment .          

"===" の引用文の後ろでは、said = V  と  the elf = S で主語・述語が倒置になっている。    

said = V  と  the elf = S とで、主語・述語の倒置が起きます。    

これは、引用倒置と呼びます。

 

"Master gave it to Dobby."            SVの後ろが   物+to 人  なので

第3文型:S+V+O+M    他動詞 

give は第3文型で使う時は、修飾語に " to 物"  の形を使います。

 

 

このような説明になります。

どうですか、皆さん学校で習っているはずですから

分かりやすい説明だと思います。

ホント?

分かりにくい?

 学校や予備校で習っているはずです。

 

【日本語の意訳】は同じになります。

ご主人は、ドビーに靴下をくれた。とドビーは驚いて言った。

ご主人は、それを、ドビーにくれた。

(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)(^J^)

英文法を、英文の正確な意味を理解するのに必要です。

意味が分かればその役割は終わりです。


 問題は、現行の英文法のような

バラバラで難しそうな説明

と、

 (^▽^)

VSOP英文法での、

どんな文でも S - /V1-V2/ - O - Pで考える

のとどちらが楽そうか ということです。

 (^▽^)

さらに、正確に理解するには

 

"Master /has given/ Dobby [^] a sock,"

 

"==S==" /[did] said/ the elf [^] in wonderment .          

 

 "Master /[did] gave/  it   [^] to Dobby."

 

となります。

が、

このままだと解りにくいと思います。

 皆さんは

一番重要な「ネクサス(Nexus)[^]のことを知らないからです。

 

ネクサス(Nexus)というのは、

O-[^]-P

のように、O-P の間に判断詞(V1)が抜けて

主語・述語関係が成り立っていることを言います。

 

このネクサス(Nexus)が分かれば、

第4文型:S+V+O+O

第3文型:S+V+O+M

 

も、実は「同じワンパターン:S /V1-V2/  O ^ Pだ」

納得できるのです。

が、

ここから先は、

9月16日(土)に

東京国際フォーラムでお合いしましょう。

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公開セミナー 開催概要

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