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Q11. VSOP英文法の目的は何ですか?

Answer

日本の英語教育の標準理解法として日本中に広まることを目指しています。

英・米の開発した学習システムや、英会話スクールでネイティブ・スピーカーが英語でぺらぺら話すのを漫然と聞いていても、実効が上がらないのは、経 験した人はみんな気が付いています。それは、英・米人は、日本人が何故英語が分からないかのかという重要な原因が分かっていないからです。ヨーロッパ諸国 の言語は、その祖先を共通しています。語順も語彙も共通しているものが多いので、その国の言葉に合わせてちょっとずつ言葉を換えていけば通じるようになっ ています。それでも別の国の言葉を習得は大変で、文法は不可欠だと言われています。

それに対して、日本語はヨーロッパ語とはまったく別の言語です。語彙も全く違います。同じ漢字を使っている中国語を理解する場合でも、最近は簡体文 字を多く使い、読み方が全く違うのとでかなり努力しなければ分かるようにはなりません。もちろん適切な中国語文法は不可欠です。
日本語を話す日本人が、全てに渡って言語構造が違う英語を身に付けようとする場合、その差異を十分に考慮し、適切な理解システムを作り、それに基づいて適切な学習システムを作くらなければなりません。
日本人が英語を理解する方法は、日本人が作らなければならないのです。
にもかかわらず、イギリスで100年以上も前に作られ、今ではイギリスでは使われていない英文法解釈に基づいて、理屈抜きに丸覚えするような英語学習を、21世紀の国際化まっただ中の現代においても未だに疑わずに行っています。
これにより、日本人の思考力が損なわれているのではと危惧しています。
何故なら、理屈を考えない暗記学習は思考停止しなければできないからです。

VSOP英文法は、日本人が、日本語での思考を通じて、英語の文作りのロジックを適切に理解できるようにしたものです。

それは、
「英語も『動詞中心に使っている』のではなく、日本語と同じ感覚で『どうする・どんなだ・何だ・~がある/いる』のように文を作っている」ということを理論化したからです。
そして、このことにより 英語に潜むS-V-O-Pという語順規則を発見したのです。

人類の言語が「動詞が中心」に成り立っているわけはありません。
様子を言わなければなりませんし、モノの名前の表現も必要です。
また、「何が、ある/いる」という存在の表現も必要です。

このようないろいろな表現が必要なのですが、今の日本の英文法では、それらを全て「動詞[句]」という表現にしています。

VSOP英文法は、現在の動詞が中心の英文法体系に「パラダイムの変換」を迫るものだと思っています。
天動説から地動説への変換に匹敵するものではないかとも思っています。
「はやぶさ」が小惑星イトカワを探査できたのは、地動説に則った科学技術があったからです。

S-V-O-Pという語順規則は、精緻な検証によって発見した英語語順の科学的真理だと思っています。

以前、オックスフォード大学出版本社から日本に派遣されていたアメリカ人のシニア・コンサルタントという肩書きの人に、VSOP英文法の分析を説明したことがあります。
彼は「正しい英文法論は日本から出てくると思っていた」と興奮していいました。そして本社と掛け合ってくれたのですが、極東の支社からの発言は無視されたので、そのうちうやむやになりました。
何故彼が私の言うことを理解できたのかと言うと、13年日本に住んでいて日本語が堪能だったからです。日本語の勉強する過程で「日本語の主語・述語関係 は、「何が」、「どうする(動詞)」、「どんなだ(形容[動]詞)、「何だ(名詞)」、「~がある(所有)」という4通りある」と学んでいたからです。

日本語の「述語の概念」は非常に素晴らしいものだと思っています。

中学の頃は、日本語の「主語・述語中心の文法」は日本だけのローカル・ルールで、「動詞が中心の文法」が「世界標準なのだ」と思っていました。

けれども現在では「主語・述語」的な捉え方の方が、より適切な言語理解であると確信しています。

国民皆教育を富国強兵策の一環とし、日本国の独立維持を図った明治の先達の思いを忘れてはいけません。教育・学問が一国の独立を維持する最重要事なのは言を待ちません。
英語学習で低迷している現況を改善しなくてはならいというのは、あらゆる分野で叫ばれています。その原因を作っているのが、「英語の母国人が自分たちの標準語を示すために作った英文法にある」と言うことを強く意識する必要があると思っています。

日本人のおかれている特殊な事情を十分に考慮し、英米のお仕着せの学習方法から一時も早く脱却しなければなりません。
日本の国際競争力が落ちているのは誰の目にも明らかです。

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