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「英会話」中心の英語学習への危惧

今の日本の英語学習は、公教育でも、巷の英語学校でも

「英会話」

「英語コミュニケーション能力」

「読む、聞く、話す、書く」の四つの技能の習得

などと

「会話力」を強調しすぎている嫌いがあります。

最終的に大人になって「ビジネス英会話」であれば

当然「説得力」からコミュニケーション能力が重要に

なってきます。

が、

小学校・中学校の習い始めの段階で、英会話を強調しすぎて、

基礎文法事項が疎かになるのは避けなくてはなりません。

たとえば、日本人の日本語の導入時期:小学校では

まず、文字の読み方・書き方を習います。

これに結構時間がかかります。

次に、作文の練習もします。

母語であっても基礎を身に付けるのに

とても時間がかかるのです。

小学校5年くらいまでかかります。

4年間という時間をかけて基礎作りをしているのです。

☆★ 英語は、短期間で身に付く!!?

英語身に付ける際、普段使っていないわけですし

毎日接している時間が少ないわけですから、

基礎事項を身に付けるのにはもっと期間がかかるはずです。

けれども、導入時期の中1(小4?)から、

「話す」ことに時間を割いてしまうと、基本文法事項が

を教える時間が足りなくなる可能性が非常に高くなります。

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算数で、足し算やかけ算の訓練をきちんとしておかないと

後で高等数学の時に困ります。

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英音を身に付けるときは「文字は不要だ」という方もいます。

英音の正確に真似て「 i-Phone の Siri に聞き取らせる」と良い

という方もいます。

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どんなデイバイスを使っても良いのですが、

初期の段階で、基本文法事項をきちんと身に付けおくことが

重要です。

それには、「読み、書き」や「基礎文法事項」が含まれている

はずです。

「英会話は、あらゆる文法事項を含む」

のです。

「適切な使い方=文法規則を知っている」

がなければ

発話は、適切に伝わりません。

語・虚説」にならずに

関連性の無い音がつながっているだけの

騒音になってしまいます。

または、意図せぬ内容が相手に伝わります。

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