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英語で苦しむ無数の日本人に「光」を与えよう!

かねてよりVSOPにご共感頂いている大学の英語教授よりご訪問を受け、励ましのお言葉を頂きました。

身に余るお言葉を頂き、身の引き締まる思いです。


西巻尚樹様

先日は、VSOP理論のご教示をいただきありがとうございました。

最近、Isaac Asimov著の “Breakthroughs in Science”(1959)を読みました。そこにはガリレオ、ニュートン、アインシュタインらの生きざまが綴られています。分野こそ違え、西巻先生の生きざまに重なるように感じました。

アリストテレス哲学という絶対的権威に敢然と立ち向かったガリレオは、周囲の人々に自説を理解させるための努力を惜しみませんでした。迫害にもめげ ず、徹底的な研究を重ね、あらゆる事象を「数字という書き言葉(mathematical formulas)」で残そうとしました。「書きとどめよ。議論したことは風の中に吹き飛ばしてはいけない。」との彼の言葉が残っていますが、書く、とい う行為を怠らなかったのです。しかも、彼はあえて(学術界の言語であるラテン語ではなく)イタリア語を用い、賢明な一般大衆に向けた書を多数記しました。

神の原理は美しく単純でなければならない、というのがニュートンの基本的な哲学でした。「運動の3原則」はまさにその哲学の上に生み出されたもので す。今日ではあまりにも有名なその原理が最初に述べられた著書『プリンキピア』は、実は、出版の日の目を見ていなかったかもしれぬ著書です。彼の所属して いた英国学士院の財源が底をつき、またニュートンを絶えず妨害するライバルの存在もありました。そのような苦境と対立の中で、出版にかかる費用を全額負担 してくれたのが親友のハレー(ハレーすい星の発見者)でした。ライバルの存在が彼の研究にエネルギーを注ぎ、親友の存在が彼の研究の結実のために手を差し 伸べたのです。

1905年はアインシュタインの「奇跡の年」と呼ばれています。相対性理論他、重要な発見を26歳にして果たした年です。彼は大学卒業後、学者を志 すも叶わず、特許局の職員として生計を立てていました。実はこれが彼にとって幸いしたのです。当時は「科学革命」の時代で、科学界では新説が次々と発表さ れていました。もし彼がアカデミズムの世界に入りこんでいたら、様々なしがらみに取り囲まれて自由を失い、あの斬新な相対性理論は生み出されていなかった かもしれないのです。

栄光とは苦闘の果てに生まれるものだとつくづく思います。西巻先生のお仕事も、天が授けたミッションと言えましょう。真実が見えないままに苦しむ無数の民に「光」を与えようとしてくれているのですから。

西巻先生の今後の更なるご活躍、そして、偉大なる Breakthrough を信じてやみません。

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