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VSOP英語研究所ブログ

2008 年 9 月 のアーカイブ

「日本語は、SOV言語」 それって、本当でしょうか?

日本語の文は、「主語・修飾語・述語」の語順で構成される。
修飾語は被修飾語の前に位置する。
また、名詞の格を示すためには、語順や語尾を変化させるのでなく、
文法的な機能を示す機能語(助詞)を後ろにつけ加える(膠着させる)。
これらのことから、言語類型論上は、
語順の点ではSOV型の言語に、
形態の点では膠着語に分類される。      (Wikipediaより)

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上記のような言語学上の説明が一般的に行われています。

でも本当でしょうか?

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日本人が不得意な 「 S is 副詞 」の文について [1]

本日は、日本人が最も苦手としている 副詞(的小辞) の話をします。

up や off 、out のような言葉です。

例えば、

I am up for a trip to Italy.
I am ready for a trip to Italy.

私が[気分が]上がっているのは、ある旅行に向けて、[それは]イタリアへです。
私が準備できているのは、ある旅行に向けて、[それは]イタリアへです。

ここでは「S is up(副詞)」も、「S is ready(形容詞)」も
「同じ働きをしている」ということにご注目ください。

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VSOP英文法でワンパターンに理解できる重要文法事項

VSOP英文法は、現行の英文法に疑問を持ち、バイリンガル・スピーカーの手助けにより英語のロジックを徹底的に分析したものです。
結果として、英語の語順の規則性が、SVOPというワンパターンに集約されました。

その過程で以下のような、現在「重要事項」とされている文法項目の中に、不適切な内容があることが分かりました。

このような「従来の文法的説明」を覚えていると、英語の理解の妨げになるのではないかと考えています。

★ 基本事項
・英語は、アングロ・サクソン語(ゲルマン語系)の基本ロジックの上に、ラテン語・フランス語などの借入語をちりばめて使っている。日本語が「大和言葉(和語)の基本ロジックの上に、漢語(熟語)をちりばめて使っている」のと同じ関係になっている。

・A is B は、A = B ではなく、A is B は、A ⊂ B 。
・「自動詞・他動詞」は使い方の違いで、基本単語が固有に持っている性質ではない。
・熟語(句動詞)やイディオムは、簡単な英語の基本ロジックで使われている基本表現で「決まり文句(慣用表現)」ではない。
・英語の基本動詞は「1語では意味が決まらず、後ろの言葉と組んで意味を作っている」
・英語の基本動詞は「動き方の様子」を表す「様子語」で、「副詞」が「動きその物」を表す「動き語」である。
・基本時制:英語の時制は「現在」と「過去」しかない。
・現在形は「現在の状態」を表しており「行為」を表していない。
・will と be going to do は「未来形という時制」ではないし、「同じ意味」でもない。
・「比較の慣用表現」と呼ばれているものは、英語の基本ロジックに基づいて使われている。
・助動詞相当語は、[法]助動詞とは意味が違う。

★準動詞の使い方
⇒ 動詞の活用形の使い方 ⇒ 動詞の活用形は4つある
・進行形は4つの意味を表すことができる。
・be doing と結び付いた時だけが「進行形の意味」になるわけではない。
・進行形は時制ではない。
「状態を表す動詞」でも進行形にする。
・受動態(be done/-ed)は、他の表現(能動態)と別の表現ではない。
・完了の意味を表す be done/ -ed の使い方が普通に使われる。
・完了形(have done/-ed )は時制ではない。haveの基本ロジックで使っているだけである。

・to-不定詞(to do)を「名詞・副詞・形容詞の3用法」に分類しようとすると混乱する。
・“be to do …”構文は、英語の基本ロジックで「構文」として覚えるものではない。
・doing を、動名詞と現在分詞に区別する基準がずれている。
・動詞の後ろの「to-不定詞の名詞的用法」と「動名詞」とは、ほとんど場合「目的語」になっておらず、「同じ意味」も表していない。
・a do(動詞の名詞化)は準動詞(動詞の活用形)である。
・be の後ろで動詞の原形を使う場合もある。
・英語の動詞[的言葉]は、2個、3個と重ねて使うのが普通である。「1文中に動詞は1つ」と覚えると例外だらけになってしまう。動詞の原形を2個続ける使い方もある。

★英語は5文型に分類できる?
⇒ 分類できない表現の方が多い ⇒ SVOPの1文型で意味を表している。
・ be を他の[一般]動詞と同じような「動詞」と考えるといろいろな表現が、バラバラな説明になり混乱する。
・「他動詞の使い方」をすれば、どんな動詞も使役の意味になる
・第3文型:S+V+O+M:Mは修飾語ではない。
・第4文型:S+V+O+O:この使い方をする動詞を「授与動詞」と覚えてしまうと、「与える」という意味以外にもこの形で使う言葉がたくさんあるので混乱する。
・第5文型:S+V+O+C: Cを目的格補語と考え「名詞・形容詞だけが使われる」と思っていると例外だらけになる。
・第5文型:S+V+O+C(使役動詞):Cに動詞の原形が使われている時だけが「使役の意味」になるわけではない。
・第1文型も第2文型も同じワンパターンで意味を作って使っている。
・第3文型も第4文型も第5文型も、同じワンパターンで意味を作って使っている。O(目的語)の後ろの言葉の品詞の違いは、言葉のつながり方の違いであって、働きの違いではない。
・五文型の分類は、英語のSVOPのVの部分(動詞に限らない)を「品詞でバラバラに区別した」だけ。五文型の分類基準に乗らないネイティブな表現で日本人に知らされていないものがたくさんある。
・ネクサスは、be の隠れたものだけでなく、have や do が隠れたものもある。

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慶大の英語教育シンポジウムの報告

9月15日(月)に慶應義塾大学の大津由紀雄教授主催の

ー「『英語が使える日本人』の育成のための戦略構想」を超えてー

という英語教育シンポジウムに参加しました。

http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/

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