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VSOP英語研究所ブログ

2008 年 7 月 のアーカイブ

A.O様からのお便り

西巻 尚樹先生
「世界で一つだけの英語教科書」、「英語はほんとに単純だ」、「しゃべれる
英文法 英語順」「英語力」を拝読しました。
 はじめに手にしたのは「世界で一つだけの英語教科書」でした。これはタイ
トルに惹かれて購入し読ませていただきました。理解や体得といった段階はほ
ど遠かったのですが、大切なことが書かれていると思いましたので、西巻先生
の著書は、書店で手に入るものすべてを購入しております。読み終えたのはま
だ4冊ですが、読書スピードが非常に遅いので、とりあえずの感想をお送りし
ます。
 まだSVOPという言葉は出てきませんでしたが、「英語はほんとに単純だ」に
より基本的なことが書かれているように思いました。英語ではSVで終わるよう
なことは滅多にないこと、英語に未来形はなく助動詞はすべて可能性の程度を
示していることなどなど、目新しいこと、そして目を見開かされることがいっ
ぱいでした。そしてその一章である副詞の章を拡大したような「しゃべれる英
文法 英語順」で副詞の使い方を非常にたくさんの例文で示していただきまし
た。今はこの二冊を繰り返し読むことでとりあえず充分なのではと思うほどで
す。
 「英語力」を見ますと、序章に英語の勉強法についても記載されています。
これが非常によいと思います。内容についてもbe動詞、do、have、他動詞と解
説があり、熟語のところはやや難解で何度も読みました。特に難解だったこと
は本来の対象語Oと叙述語Pが入れ替わるところでしたが、本来の順序が入れ替
わる例外があるということで今は理解しております。
 学生時代以来の英語の勉強の再開に西巻先生の本に出会えてよかったと思っ
ています。文法を勉強するかどうか、迷っておりましたが、今は西巻先生の本
を繰り返し読むことで充分なように思っています。静かな興奮をおぼえながら
読んだことをあまりお伝えできない文章になり表現力がなく、申し訳ありませ
ん。これからは、より早く、そしてより高いレベルで英語をマスターできる人
が増えることと思っております。ありがとうございました。
 
 「しゃべれる英文法 英語順」(あさ出版) 動詞と副詞のマトリックスの
中に誤植ではないかと思われる箇所が数カ所ありました。マトリックス・で正
しくはkeep upのところkeep offになっていると思います。マトリックス・の
give _ on toとなっているのはtoは必要ないのでしょうか。それとも意図して
つけられたのでしょうか。awayとbackの訳語ですが、away離れていく 表面に
くっついた・・・→表面にくっついた・・・と、back元に戻す 外れた(離れ
た)状態になる・・・→外れた(離れた)状態・・・の訳語が違うように思い
ます。私の理解が追いつかないのかもしれませんが、いかがでしょうか。

 これからも英文法は西巻先生の教科書で勉強していこうと思っております。
ありがとうございました。

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make の他動詞の使い方はワンパターン

「英語は単純だ」と言っておりますが
今日は、「他動詞の使い方」について説明をしてみます。

「話し手の判断」は
「do 動詞」・ 「be □□」 ・ 「have 名詞」
の3通りが基本です。

この基本の使い方を元に「他動詞の使い方」とはどうなっているかを
makeを使って比較してみてみましょう。

英語は、S-V と先に「話し手の判断」を言い、
その後ろで O-P と「判断されている内容」を言います。

makeは「作る」という判断を表しますが「いろいろな使い方」をしますので
日本語の意味がいろいろになります。

まず、普通に「作る」という意味になる使い方です。
I make delicious dinner for my family.
私が作っているのは、おいしい夕食、[それは]家族に向かってです。

次は「作ってあげる」という意味になる使い方です。
I make my family delicious dinner everyday.
私が作っているのは、家族に、[それは彼らが持つように]おいしい夕食を です。
⇒ 家族においしい夕食を作ってあげる。

次は「~にさせる」という意味になる使い方です。
I make my family happy with my delicious dinner.
私が作っているのは、家族を、[それは彼らが]満足しているように、私のおいしい夕食でです。
⇒おいしい夕食で満足させている。

このように、makeは「作る」という使い方ですが、いろいろな日本語の意味になります。

何故、このような「いろいろな意味の日本語」になるのかというと
I make という「話し手の判断(S-V)」の後ろで、
(O-[V1]-P )という「一つの文」という文を作っている
からです。
「V1」とは英語の基本文を形作る
be、have、do、を指します。
VSOP英文法では「判断詞」と呼んでいます。

I make   delicious dinner [is] for my family.
I make   my family [has] delicious dinner everyday.
I make   my family [is] happy with my delicious dinner.
S-V      O -     [V1]  - P

上記のmakeの表現は、以下の基本文を元に表現されています。

My delicious dinner is for my family.
私のおいしい夕食は、私の家族に向かっています。 ⇒ 家族のために(作ります)
My family has delicious dinner everyday.
私の家族はおいしい夕食を毎日とります。
My family is happy with my delicious dinner.
私の家族が満足しているのは、私のおいしい夕食でです。

ここでお気づきの方がいらっしゃるかと思いますが、
上記の文では be とhave しか使われていません。
「do が無いじゃないか」とお思いだと思います。

もちろん、 do が隠れている使い方もあります。

I will make my family understand how much trouble I go thorough.
⇒ I will make my family [do] understand how much trouble I go thorough.
私が作るつもりなのは、私の家族が理解するように、いかにたくさんの大変なことを私が通過しているかを。
⇒ 私は家族に私が大変苦労していることを理解させるつもりです。

これは
My family [does] understands how much trouble I go thorough.
という基本文が元になっています。

ということで
どの make の使い方も後ろに同じように言葉を続けて、文を作って使っているのです。
その際、 do ・ be ・ have の基本文を元に、O-[V1]-P のように
do ・ be ・ have を隠して作っています。

そして、もうひとつ
I make my family the top priority.
私が作っているのは、私の家族が、最高の優先事になるように。
⇒ 私は、私の家族を最優先に考えています。

という言い方もあります。
priority は「優先する[すべき]ものやこと」という意味で名詞になっています。
ですから
I make my family [is] the top priority.
という関係になっています。

元の基本表現は
My family is the top priority.
です。

このようなmakeの使い方はみな

S makes O [V1] P.

と表現して

「O が Pになるように S が作る」

と表しています。

元になっているのは

「Oが、 P[という様子・状態]だ」 O is P.
「Oには、Pがある         O has P.
「Oが、 Pする」         O do P.
「Oが、 P[という物・人]だ」   O is a P.

という「4つの基本表現」です。

日本語に訳すといろいろな日本語になりますが、

英語の表現の仕方は、実は「一通り」しかないのです。

make の「他動詞の使い方」では、
叙述語(P)に「特定の品詞の言葉」が使われる
わけではなく、あらゆる種類の言葉が使われます。

make O – P で「O が P になるように作る」と表現しているわけですから
P にいろいろな言葉が使えないと、いろいろな事柄が表現できません。

まだまだ他の種類の言葉もたくさん使って表せます。

このような理解法は
VSOP英文法のワンパターン「S-V-O-P 」の考え
によってに初めて説明できるのです。

VSOP英文法の有効性の一つとなっていると思っています。

そして、このような動詞の使い方は make に限ったことではありません。

英語の基本動詞は「使う範囲の広い言葉」で
have、get、make、run、give、take、bring、put、set、などは、
各語、辞書を見るとだいたい1ページ位の意味、使用例が書いてあります。

何故、そのような使い方になるのかという理由と、
いったい、どのように理解したらよいかは
「Get The Real…英語参考書」の Chapter 8に書かれています。

それから、上記の make の使い方は「他動詞の使い方」ですが、
make は「自動詞の使い方」もしますから、
「他動詞」と思い込まないようにしましょう。

make の「自動詞の使い方」に関しては、回を改めて説明します。

IMGP3908_Sun.gif



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話し手の判断とは【其の3】

 今回は to do(to-不定詞)の使い方で、「主語の後ろの言葉は話し手の判断を表している」

ということを説明します。
to do(to-不定詞)を使った表現も「同義表現」がたくさんあります。

ここでは「私は洞爺湖の夏のキャンプに参加したい」という表現を使ってみます。

そもそも、「~に参加する」という意味を表す表現もたくさんあります。

参加する
go to ~、 attend ~、take part in ~、join ~、sit in on ~
participate in ~《形式》
などなど。

まだまだたくさんあります。

ここでは、go to ~ を使ってみます。

I [do] want to go to a summer camp at Lake Toyako.

I am eager to go to a summer camp at Lake Toyako.

I have a desire to go to a summer camp at Lake Toyako.

※ have a desire の場合は、「硬い表現」なので attend の方が良いかもしれませんが、
比較のため go にしておきます。

これらの赤文字の部分はニュアンスは違いますが、どれも「行きたい(参加したい)」と
いう同じような意味を表しています。

ですから、これらの部分は「話し手の判断」を表しており、

to a summer camp (夏のキャンプへ行く)が「その判断の対象」を表している

と考えれば、英文の意味を理解できます。

そして、英語の語順通りに訳すと

「私が行きたいのは、夏のキャンプへで、[それは]洞爺湖で[開催される]

となります。

どのような言葉の後ろで使われていても、

「to go」は「これから必ず行く」

という同じ意味で同じ働きをしています。

このように理解の仕方の詳細は「Get The Rea 英語参考書」をご参照ください。

英文の意味を理解するのが目的であれば、これ以上の説明は要らないでしょう。

どのような意味になるかは、使われている単語の意味の通りです。

VSOPメソッドでの理解はこれだけです。

I □□ to go の□□に
赤字の言葉の意味を入れて文頭から訳していくと意味が通じます。

「私が□□なのは、必ず行くことについて、

その夏のキャンプへ、[それは]洞爺湖で[開催]です。」

英語は、この語順しかありませんから、

このように「話し手の判断を先に言う」という発話感覚に慣れるのが

英語に慣れるということなのです。

 このような短い説明だけでは上手く理解できないという方は
「Get The Real 英語参考書」をお読み下さい。

ところで、これらのいろいろな使い方を「現行の英文法での説明」で理解しようとすると、

どうなるでしょうか?

IMGP1895.jpg

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