話し手の判断とは【其の2】
それでは、何故、このような新しい英語の理解法を考え出さなければいけなかったか
ということをお伝えするために、VSOP英文法の基本的な考え方をご説明します。
私が調べましたところ、英語は同義表現がとても多い言葉だということが分かりました。例えば
★ 私たちは、現行の文法が日本人にとって英語の学習するのに適していると信じています。
というような日本語に対して、以下のようなたくさんの同義表現ができます。
① We believe that the grammar is suitable for the Japanese to learn English.
② We are sure that the grammar is suitable for the Japanese to learn English.
③ We are convinced that the grammar is suitable for the Japanese to learn English.
④ We have a belief that the grammar is suitable for the Japanese to learn English.
⑤ We are of the belief that the grammar is suitable for the Japanese to learn English.
⑥ We are believers that the grammar is suitable for the Japanese to learn English.
まだまだ別の表現もできますが、ここでは、We(私達は) の後ろの「信じている」
という部分だけを変えて、6通りの表現にしてみました。
これらの We の後ろで「信じている」という意味を表している部分は、
今の英文法の説明では「文法形式が各々違っています」
使っている言葉の種類(品詞)が違うからです。
けれども、発話の意図、細かいニュアンスを考えなければ、日本語に訳すと
同じような意味になります。
それは、We □□□□ that …………..の「□□□□」の部分が同じ働きをしているからです。
VSOP英文法では、この 「□□□□」 の部分を「話し手の判断」と考えます。
that 以下の部分は「判断されている内容が一つの文になっている」と考えます。
英語は、「We 「□□□□」 」と先に「話し手の判断」を言い、
その後で「一文で判断の内容を言う」と考えればよいのです。
「話し手の判断」には、基本的に4通りあるのは、先日の
「話し手の判断とは【其の一】」
で述べました。
これを知っていれば、「□□□□」 の部分の言葉の意味が分かれば
そのまま英文の意味が分かるはずです。

