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They may envy Susan Boyle? : envy の使い方

英オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント(Britain’s Got Talent)』の準決勝で話題をさらったスーザン・ボイル(Susan Boyle)さんが決勝で、2位になりました。

同番組の審査員の1人、ピアーズ・モーガン(Piers Morgan)氏は、事前(28日)に「出場しないかもしれない」と言っていたそうです。

理由は「中傷の嵐」だそうです。

■中傷の嵐に「おびえたウサギのよう」   <AFPBB News より引用>
モーガン氏が番組を放映するITVに語ったところによると、ボイルさんは「名声というプレッシャーに耐えきれず」、27日に帰り支度を始めたという。
モーガン氏のブログによると、ボイルさんはここ数日、テレビやラジオ、新聞で「ごうまん」「不誠実」「甘やかされている」「ニセモノ」「狂っている」といった中傷を何度も目にすることになった。彼女はこれまでの人生でこのような経験をしたことは一度もなく、「何度も目に涙を浮かべ」「(車の)ヘッドライトを浴びておびえきったウサギのようだった」という。

AFPBB News>

http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2606794/4200807?blog=jugem

他の関連記事を読むと、中傷の原因も書いてありますが、ここでは触れません。

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enby の使い方

今回は、「人の持つ基本的な感情:enby(うらやむ・うらやみ)」という言葉の使い方について説明します。

envy は、基本英単語の一般的性質として「名詞でも動詞でも使います」

英語は、品詞の境目のはっきりしない言葉で、我々日本人が「動詞」と「名詞」と区別して覚えているような言葉でも、逆の使い方で使う場合も非常に多いのです。

基本的な英単語には「固有の品詞」が決まっておらず、「使い方で品詞が決まる」からです。

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【 envy の名詞の使い方】

This is perhaps of sheer envy for her beauty.
これは、多分、まったくの羨みからで、[それは]彼女の美しさに向かっての です。
I am deep in envy of her innocence.
私が深く(強く)羨んでいる状態なのは、彼女の無邪気さに関して です。
I always look with envy at my neighbor’s gardens.
私がいつも見ているのは、妬む心を伴って、[それは]私の近所の庭に向かってです。
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I am green with envy for her beauty.
私が緑なのは、嫉妬心を伴って、[それは]彼女の美しさに向かってです。
⇒ 私は、彼女の美しさをひどくねたんでいる。
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Her beauty makes me green with envy .
彼女の美しさが作るのは、私が緑の心を持つように。

⇒ 彼女は憎らしいくらいきれいだ。
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※ green は「嫉妬(しっと)心」を表す色です。
ですから、a green eye と言うと「嫉妬の目つき」になります。
ただし、a green light は日本語の「青信号」です。
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Her incredible success is the envy of many.
彼女の驚くべき成功が、羨望の的なのは、多くの人の。
⇒彼女の驚くべき成功は、多くの人の羨望の的だ。
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【enby の動詞の使い方】

a. I envy your success in the contest.
私が羨んでいるのは、あなたの成功、[それは]そのコンテストの中での です。
b. I envy you your success.
私が羨んでいるのは、あなたが、あなたの成功を[持っている]ことです。
⇒ 私はあなたの成功が羨ましい。

c. I envy you for your success.

私が羨んでいるのは、あなたが、あなたの成功に向かっていることです。

⇒ 私はあなたの成功が羨ましい。

d-1. I envy you being able to sing well.
私が羨んでいるのは、あなたが うまく歌える[こと]
d-2. I envy your being able to sing well.
私が羨んでいるのは、あなたの うまく歌える[こと]

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これらの例文は、envy を「他動詞の使い方」で使っています。

envy のような言葉は「羨む対象」が必ずありますから、「他動詞の使い方」になりますが、英語の基本動詞は、各々の単語によって自動詞・他動詞の区別が決まっている場合は非常に少ないです。

「特定の単語を、自・他動詞と区別する」と、英語を分かりにくくする原因になります。

[参考]:「動詞」は、文の中心の意味を表していない。

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”SVO”しか無い文は、未完成!

「他動詞の使い方」で注意しなければならないのは、いわゆる「目的語:you」の働きです。

I envy you. のような文を「S+V+O:第3文型」と呼んで、これで「文が完成している」と思っている方が多いようでが、このような”SVO”しか無い文は、「挨拶、応答、叫び声、つぶやき」のような意味しか表しません。文としてきちんとした情報が伝わりません。

“I was very lucky to win the lottery.”

“I envy you.”

「羨ましいね、あんた!」

と言っているだけです。相手から何か言われた時の「応答」です。

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一つの文として情報を完成させるためには、後ろに叙述語(P)を足さなくてはなりません。
それが、先ほどの例文のなのです。
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b. I envy you your luck .——————私が羨ましいのは、あなたを、[それは]あなたの幸運に。
c. I envy you for your luck.—————私が羨ましいのは、あなたを、[それは]あなたの幸運に向かって。
d-1. I envy you being luck.——————私が羨ましいのは、あなたが、幸運な状態になっていることに。
d-2. I envy your being luck.—————–私が羨ましいのは、あなたの幸運な状態になっていることに。
__S-V__-O____________-P
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これらの文は、皆 you(目的語)を主語にして後ろで文を作っています。
その際、基本ロジックを司る「be ・ have」という「判断詞(v1)」が、隠れて使われています。
これらを「O-P の間に入れて」考える、どの文も、「同じパターン」で文を作っていることになるのです。
  • 先に”S-V” と「話し手の判断」を言い
  • その後ろで、”O-P” と「判断されている内容」を言います。
  • O が主語で、Pがそれに対する叙述になって、O-P が一つの文になる。
これがVSOP英文法の「英文はVery Simple One Pattern=VSOP」という提案です。
O-P はO-[V1]-P のように「判断詞(V1)」が隠れていますが、「主語・述語関係」のある文になっているのです。
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b. I envy you [have] your luck.
c. I envy you [are] for your luck.
d-1. I envy you [are] being luck.
d-2. I envy your [= you have] being luck.
S-V___-O___[v1]_______-P

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a. の場合も同じになります。
a. I envies your luck [is] in the lottery.
__S_V______-O_____[v1]____-P
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★ 英語はワンパターン

つまり、他動詞の使い方をした時、
”SVO” の「目的語(O) 」、その後ろで言う叙述語(P)」の主語になる
ように使われるのです。
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今の五文型英文法で、このような envy の使い方は、各々以下のように分けて説明されます。
  • a. 第3文型:S+V+O+M
  • b. 第4文型:S+V+O+O
  • c. 第5文型:S+V+O+C
  • d. 第3文型:S+V+O+M
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けれども、このような envy のいろいろな使い方は、VSOP英文法で提案している
「Oが『主語』になって、その後ろの言葉は叙述語(P)」である」という語順で考えると、
  • S-V-O-P
という一つの語順に統一されます。
どの文型も同じ語順でワンパターンに使っているのです。
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一般的に、第3文型:S+V+O+Mと分類されている基本例文
I have a pen in my hand.
私は手にペンを持っている。
という文も
I have a pen [is] in my hand.
S__V__-O_[v1]___-P
となっていて
私が持っているのは、ペンが手の中にあるように。
⇒ 私は、手にペンがあります。
と表現しています。
ですから、この文も、S-V-O-P なのです。
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envy を名詞で使っている用例としてあげた文でも同じことが言えます。
Her beauty makes me green with envy .
彼女の美しさが作るのは、私が緑の心を持つように。
の文も同じS-V-O-P です。
Her beauty makes me(=I) [am] green with envy .
____S_____V__-O(=S)_[v1]___-P
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元になっている文は
I am green with envy for her beauty.
という be を使った基本文です。
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日本人が「他動詞の使い方」が分かりにくくなる原因のは、
「他動詞は、後ろの目的語(O) に『直接、働きかけ』をしている」
というように解釈しているところにあります。
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実は、
「他動詞は、
後ろの「O が、Pだ」という『主語・述語関係』に対して、
「話し手の判断を言っている言葉」なのです。
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英語の「本当の述語」は、S-V の V で使われている言葉ではなく、
「文末で使われている叙述語(P)」なのです。
これは、一般に「英語は、文末焦点の言葉だ」と言われていることにつながります。
O-P は、O-[V1]-P の形で文になっています。
当然、「目的語(O) は、叙述語(P)の主語」ですから「既知情報」でなければなりません。
なぜなら、主語に「相手が未知の言葉」を使うと、聞いている相手は「おれ、それ知らないよう!」と思ってしまうからです。
「既知の主語(=目的語(O))に対して、[それは]何だ、どんなだと言う」わけですから、
「叙述語(P)の内容」は、当然「新情報」になります。
このような現象を機能文法では「文末焦点」と説明しています。
VSOP英文法で「文末の文節」を「叙述語(P)」というふうに呼ぶのは、機能文法でいう「文末焦点」という考え方に近似していますが、S-V-O-P という英語のシンタクスから導き出されたもので、たまたま同じような考え方にいきついたのです。
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さらに、このように文末に叙述語(P)を言うのは、ドイツ語の枠構造と同じになっています。
つまり、”S-V-O-P” という英語のワンパターンな語順は、ゲルマン語の一般的な語順だということです。
英語は、実に「ワンパターンな使い方をしている言葉」なのです。
なぜなら、英語は「語順で言葉の働きを表す『孤立語』だ」からです。
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O-[is]-P のように「 be 」の隠れた「主語・述語関係」を、O.Jespersen は「Nexus(ネクサス)」と呼びましたが
VSOP英文法ではさらに
O-[have]-P のように「 have 」の隠れた「主語・述語関係」も同じように「ネクサス」と考えます。
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さらに
O-[ do]-P のような「 do 」の隠れた「主語・述語関係」も「ネクサス」になっています。
【用例】
The good Luck made her cry like a baby.
——-その素晴らしい幸運がしたのは、彼女がなくように、[それは]赤ちゃんのように。
この文は、make の「使役動詞の使い方」ですが、her と cry like a baby は、
she cried like a baby
という「一つの文」になっています。ですから
The good Luck made her [do] cry like a baby.
「 do 」 の隠れた「主語・述語関係」、つまりネクサスです。
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VSOP英文法では、このような「判断詞(V1): do ・ be ・ have 」の隠れた主語・述語関係をまとめて
「裏パターン」
と呼んでいます。
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詳細は:「Get The Real…英語参考書」をお読み下さい。

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