A.O様からのお便り
2008 年 7 月 27 日
西巻 尚樹先生
「世界で一つだけの英語教科書」、「英語はほんとに単純だ」、「しゃべれる
英文法 英語順」「英語力」を拝読しました。
はじめに手にしたのは「世界で一つだけの英語教科書」でした。これはタイ
トルに惹かれて購入し読ませていただきました。理解や体得といった段階はほ
ど遠かったのですが、大切なことが書かれていると思いましたので、西巻先生
の著書は、書店で手に入るものすべてを購入しております。読み終えたのはま
だ4冊ですが、読書スピードが非常に遅いので、とりあえずの感想をお送りし
ます。
まだSVOPという言葉は出てきませんでしたが、「英語はほんとに単純だ」に
より基本的なことが書かれているように思いました。英語ではSVで終わるよう
なことは滅多にないこと、英語に未来形はなく助動詞はすべて可能性の程度を
示していることなどなど、目新しいこと、そして目を見開かされることがいっ
ぱいでした。そしてその一章である副詞の章を拡大したような「しゃべれる英
文法 英語順」で副詞の使い方を非常にたくさんの例文で示していただきまし
た。今はこの二冊を繰り返し読むことでとりあえず充分なのではと思うほどで
す。
「英語力」を見ますと、序章に英語の勉強法についても記載されています。
これが非常によいと思います。内容についてもbe動詞、do、have、他動詞と解
説があり、熟語のところはやや難解で何度も読みました。特に難解だったこと
は本来の対象語Oと叙述語Pが入れ替わるところでしたが、本来の順序が入れ替
わる例外があるということで今は理解しております。
学生時代以来の英語の勉強の再開に西巻先生の本に出会えてよかったと思っ
ています。文法を勉強するかどうか、迷っておりましたが、今は西巻先生の本
を繰り返し読むことで充分なように思っています。静かな興奮をおぼえながら
読んだことをあまりお伝えできない文章になり表現力がなく、申し訳ありませ
ん。これからは、より早く、そしてより高いレベルで英語をマスターできる人
が増えることと思っております。ありがとうございました。
「しゃべれる英文法 英語順」(あさ出版) 動詞と副詞のマトリックスの
中に誤植ではないかと思われる箇所が数カ所ありました。マトリックス・で正
しくはkeep upのところkeep offになっていると思います。マトリックス・の
give _ on toとなっているのはtoは必要ないのでしょうか。それとも意図して
つけられたのでしょうか。awayとbackの訳語ですが、away離れていく 表面に
くっついた・・・→表面にくっついた・・・と、back元に戻す 外れた(離れ
た)状態になる・・・→外れた(離れた)状態・・・の訳語が違うように思い
ます。私の理解が追いつかないのかもしれませんが、いかがでしょうか。
これからも英文法は西巻先生の教科書で勉強していこうと思っております。
ありがとうございました。
A.O様への当会よりの回答
こんにちは。VSOP英語研究所の西巻です。
拙著を多数ご購読頂き有り難うございます。お返事が遅れて申し訳ありません
でした。
まず、ご指摘頂いた「英語順!しゃべれる英文法」の表記内容に関してお答え
致します。
>「しゃべれる英文法 英語順」(あさ出版) 動詞と副詞のマトリックスの中
に誤植ではないかと思われる箇所が数カ所ありました。
★★★回答★★★
<マトリックス1>の keep up になるハズのところが keep off になっており
ました。誤記でございます。
<マトリックス2>の give _ on to となっているのは、誤記ではありません。
この本は「いわゆる副詞(厳密に言うと副詞的小辞)」の使い方に限って説明して
います。「give 名詞 on 名詞」のように「on を前置詞として使う」場合はある
のですが、on を単独で使って後ろに名詞以外の言葉を続ける使い方(副詞的小辞)
は「on to 名詞」の形しか見つからなかったので、give _ on to と表記しました。
to を付けておかないと give _ on の後ろに自由に言葉が続けられると思われて
しまうのを避けるためです。
<マトリックス2> away と back の訳語は、誤記でございます。
away のところに back の内容が入ってしまっていました。
正しくは、「away 離れている」だけで、
「back 元に戻る」だけです
ご指摘、まことに有り難うございました。
校正ミスによってご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。
早速、ホームページ上の「正誤表」に反映させたく存じます。
表記ミスには十分に注意を致しておるつもりですが、今後も、表記ミスや誤植
等ございましたら、早速、ご指摘頂ければと存じております。
また、
> 「英語力」を見ますと、序章に英語の勉強法についても記載されています。
> これが非常によいと思います。内容についてもbe動詞、do、have、他動詞と
> 解説があり、熟語のところはやや難解で何度も読みました。
に関してですが、「現行の英文法により、理屈で英語を捉えることを止めさせて
いるので日本人は思考力を奪われている」と思い、この事業に取り組んでいます。
VSOP英文法は、私の知る範囲の英語表現は、全て「S-V-O-P 」で説明できる
という確信が持てるよう研究してきています。
> 特に難解だったことは本来の対象語Oと叙述語Pが入れ替わるところでしたが、
> 本来の順序が入れ替わる例外があるということで今は理解しております。
英文の前の方の「話し手の判断」部分は「判断」ですから「抽象的内容」になり、
「後ろの方で使う叙述」部分は、「対象語(O)の具体的な説明を叙述」しています。
ですから、どの言葉を「叙述にしたいか」によって言葉の位置が変わり働きも変
わり、場合によっては意味も変わります。
「語順の入替」は「例外的な表現」ではなく「英語のロジック」からくる必然的
におきることなのです。
このことをきちんと説明しようとしますと非常に手間がかかりますので、今後、
準備致しまして「当会ブログ」にてお答えしたいと思います。
今度発行した「Get The Real…英語参考書」にはこの「入替」は書かれておりま
せん。
マスターコースでは、きちんと説明しています。
お時間がありましたら、是非、ご体験頂ければと存じます。
今後とも、VSOP英文法がお役に立てることを心から願っております。
表記ミスのご指摘、有り難うございました。
VSOP英語研究所
西巻 尚樹

